Q．尿酸の働きとは？
A．抗酸化作用
尿酸の働き、効果
尿酸は痛風や尿路結石の原因となるため、良いイメージを持つ方は少ないですが、実はビタミンCよりも抗酸化（体のサビを取る）作用の強い抗酸化物質です。
さらに、その抗酸化作用によって神経保護に関与している可能性があり、パーキンソン病（Neurology. 2016 Feb 9;86(6) :520-6)、アルツハイマー病（Ann Rheum Dis. 2016 Mar;75(3) :547-51)などでは、一般的に尿酸値が低いことが知られています。
痛風発作が出ないように尿酸値をコントロールすることはもちろん大切ですが（腎臓を守ることにもなります）、薬剤などでいたずらに下げすぎないこともまた大切と考えられます。
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