Q．慢性痛の原因は？　③精神・心理的問題

投稿日：2017.08.08

A．ストレスは身体化し、慢性痛の原因となる

ストレス、不安・抑うつ、精神疾患、睡眠障害、誤った考え（不活動など）、怒りなどの問題は脳へのストレスであり、これが体に現れて慢性痛の原因となることがあります。

「いやいや、ストレスが体の痛みの原因なんておかしいでしょう！？」
という感じがしますよね

では、「ストレスに伴う体の症状」についてちょっと考えてみましょう

皆さんに、何かストレスがかかり続けたとします

※「私はストレスなんかない！」という方はO.K.なのですが、なかなかそうはいかないことも多いですよね。

そのようなとき、体にはどのような変化が表れるでしょうか。

・・・それが、「ストレスの身体化」です。

もちろん人それぞれではあるのですが、実は症状が出やすいパターンというのがだいたい決まっているのです👀

ストレスの身体化（出やすいパターン）

・全身のだるさ、疲労感

・頭痛、めまい、睡眠障害

・口が渇く、味覚障害

・肩こり

・動悸、胸部圧迫感、呼吸困難感

・食欲低下、胃潰瘍、吐き気・嘔吐、腹痛

・便秘、下痢

・性欲減退、生理不順、排尿困難

・腰痛

・関節痛

・手足のしびれ、冷え

など

太字は、痛みとして現れるパターンです。肩こり・腰痛など、背骨に沿った痛みが多い傾向にあるようです。

モーレツサラリーマンの方が、「ストレスで胃が荒れる、胃に穴が開いてしまう（胃潰瘍）」という話を聞きますが、同じように痛みが出ても全く不思議ではないのです

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