Q.慢性痛の治療は? ①侵害(しんがい)受容性疼痛
A.ケガの治療
痛み止め、手術など一般的に行われている治療
慢性痛の原因 ①侵害(しんがい)受容性疼痛とは、「急性痛(小さなケガ)を繰り返すタイプの慢性痛」であることを前回お話しました。
それでは、治療はどうするのでしょう👀?
変形性膝関節症(膝の軟骨がすり減って、そこに小さなケガが繰り返し起こることによる痛み)の場合を考えてみましょう
慢性痛の治療:①侵害(しんがい)受容性疼痛
例:変形性膝関節症
・安静
ケガですから、膝があまりに痛い時は、無理をして動いてはいけません。
体を弱くしないために程々に動くことは大切ですが、スクワット1000回!などは余計に痛めてしまうことになります。
・運動療法
太ももの筋肉(大腿四頭筋)を鍛えると、膝の痛みを少しずつ軽減できることが分かっています。椅子に座って行えば、膝に負担をかけずに鍛えることができます。
・薬物療法
ケガですから、いわゆる痛み止めが効きます。副作用を考えながら、上手に使うと良いでしょう。※逆に痛み止めが効かないのであれば、ケガの痛みではありません。よく病院で相談しましょう。
・手術療法
軟骨のすり減りがあまりに進んでいれば、膝を人工の関節に取り替える手術の適応を考えます。可動域(関節の動く範囲)は少し狭くなりますが、通常痛みは軽減します。
つまり、ケガの治療=痛み止め、手術など一般的に行われている治療です。
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