A．医薬品の中には報告されているものがある

医薬品の副作用でもこむら返りが起こる

医薬品の中には筋痙攣（こむら返り）が副作用として報告されているものがあります。

例えば、高血圧や狭心症に使用されるCa拮抗剤（ベニジピン、アムロジピン等）は血管拡張作用を目的とし、平滑筋や心筋のカルシウムチャネルを阻害します（Ca2+が細胞内に流入するのを妨げることで、血管平滑筋や心筋の収縮を抑える）が、副作用に筋痙攣が挙げられます。

Ca拮抗剤のターゲットであるL型Ca2+チャネルは平滑筋、心筋の他、骨格筋、神経内分泌系、網膜等にも存在します。

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