「人間は、起きている間ずっと何かを食べている」

「ネズミは、同じ摂取カロリーでも時間を制限するとヤセる」

それなら、人間でもやってみよう！ということになりますよね。

「何を食べてもいいが、午前6時から午後6時までの12時間の間に食べてください」というルールのみ設定しました。

ここでも、何か食べたところに点が打ってあります（51人分のデータ）。

ルールは守られていますが、やはりこの12時間の間はずっと何かを食べていますね。

（A smartphone app reveals erratic diurnal eating patterns in humans that can be modulated for health benefits. S Gill, S Panda. Cell Metabolism, 22, 789-798, 2015.）

さて、その結果どうなったでしょうか？

こんな結果が出ました

この時間制限を行った人は16週間で明らかに減量に成功し、1年たってもリバウンドなくこの時間制限を続けられていました。一見大変そうですが、「何をどれだけ食べてもいい」という安心感があるので、続けやすいのかもしれませんね。

これは食事制限ではない、「時間制限ダイエット」と言えるでしょう。

あくまで食事の回数の観点から考えると、

「1日1食でも3食でもいいが、3食食べるのであれば時間を制限した中で食べる方が良さそう。その目安を12時間としてみる」

ということになりそうです。

話題の8時間ダイエットの12時間版、食事指導なしの実際のデータとも言えるでしょう。

やってみたい気持ちになりましたか

皆さん、もしトライして効果が出たら教えてくださいね(笑)

※ちなみに私（院長）は、ここ3年ほど基本的に12時間以内に食べていますが、確かに太らなくなりました。

「夜食の分を夕食と一緒に食べる」とするだけでも、空腹時間が増えいいことがあるかもしれませんね

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