人間は、起きている間ずっと何かを食べている
前回は簡単にやせる・太るネズミの話でしたが、今回は人間の話です。
人間は、いつ食べているのか?
スマートフォンを使用した、非常に素晴らしい研究があります。
1. 専用アプリをスマホに入れてもらう
2. 何か食べたら、写真、場所、時間のデータを送る
それだけです。
このデータが156人分集まりました。
何か5キロカロリー以上のものを食べたところに、点が打ってあります
さて、どうなったでしょうか?
こんな結果が出ました
(A smartphone app reveals erratic diurnal eating patterns in humans that can be modulated for health benefits. S Gill, S Panda. Cell Metabolism, 22, 789-798, 2015.)
上:朝6時 右:昼12時 下:夜6時 左:夜中12時
良く見てみると、ほとんどの人が起きている間ずっと何かを食べていた、ことが分かります
食べていないのは寝ている間だけ…ということですね。
人間は1日3食と言いますが、実際は3食どころか起きている間は食べ続けているという衝撃の事実です。
皆さんはどうでしょうか(笑)?
「いやいや、そんなことはない。間食は一切していない!」
という方もいるでしょうが、
「う~ん、確かにちょっとお菓子をつまんだり、ジュースをちょびちょび飲んだりして、もしかしたらずっと食べているのかな…」
という方もいるでしょう。
この研究ではこれに対して、非常に面白い提案・介入をしています。
次回はその内容と、『それではどうしたらいいのか?』について考えてみます。
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