ビタミンCの働き
以前、「ビタミンCの含有量」 についてご紹介しましたが、
今回は『ビタミンCの働き』をご紹介します。
ビタミンCの働き
ビタミンCには以下のような様々な働きがあります。
▶コラーゲン、L-カルニチン、特定の神経伝達物質などの合成
▶抗酸化作用で酸化ストレスを和らげる
▶ビタミンEなどの他の抗酸化物質を再生する
▶鉄の吸収を促す
▶コレステロールの処理（コレステロールから胆汁酸を作る）
【ビタミンCが足りないと起こる不調】
一般症状
・壊血病
・鉄欠乏性貧血
・食欲不振
・下半身のむくみ
筋肉・骨の症状
・筋肉痛
・関節痛
・骨膜下出血
・骨の成長の不良（幼児）
口の症状
・歯茎が腫れる
・歯茎から出血しやすい
・歯がぐらつく
・歯が抜ける
精神症状
・うつ
・疲労感
・倦怠感
肌・毛の症状
・傷が治りにくい
・アザができやすい
・過角化症（表皮や粘膜の角質層の肥厚化）
・皮膚が乾燥し、キメの粗いうろこ状になる
・光線過敏性皮膚炎
・毛の乾燥やねじれ
ビタミンCを１，０００㎎摂るには
厚生労働省が推奨するビタミンCの摂取量は成人で１日１００㎎です。しかし、ストレスの多い方、タバコを吸う方、美肌を気にされる方、風邪を予防したい場合などは１日１，０００㎎程度摂ることが良いと言われています。食品で１，０００㎎のビタミンCを摂る場合の目安量は以下の通りです。
・レモン・・・・・・・・・・１２個（１．０㎏）
・イチゴ・・・・・・・・・・１１０個（１．６㎏）
・キウイフルーツ・・・１９個（１．４ｋｇ）
・ピーマン・・・・・・・・２９個（１．３ｋｇ）
・キャベツ・・・・・・・・３玉（２．４ｋｇ）
・ブロッコリー・・・・・２株（８００ｇ）
※生で食べた場合のおよその量です。
実際、かなりの量になってしまいますね…。
すべて食物から摂るのは難しい部分もあるため、上記のような目的のある方は、サプリメントも上手に使って補うことをおすすめします✨
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