アルコール
飲み会の誘いが多く、ついついアルコール飲料をたくさん飲んでしまい困っているという方はいませんか?今回は「アルコールから体を守る栄養素」についてご紹介します。
日本人とアルコール
日本人は欧米人に比べてアルコールに弱い人が多いですが、「飲めば強くなる」と言ってたくさんお酒を飲んでいる方もいらっしゃるという話も聞きます。
しかし、厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」を「通常のアルコール代謝能を有する日本人においては、1日平均純アルコールで20g程度である。」と定義しています。
それぞれのアルコール飲料の適度な飲酒量の目安は以下の通りです。
~1日の適度なアルコール摂取目安量~
ビール・発泡酒(5%)500mL(20g)、中ビンまたはロング缶1本
チューハイ(7%)350mL(19.6g)、350mL缶1本
焼酎(25%)90mL(18g)、0.5合
日本酒(15%)180mL(21.6g)、1合
ウィスキー・ジンなど(40%)60mL(19.2g)、ダブル1杯
ワイン(12%)200mL(19.2g)、約2杯
※女性や高齢者、飲酒後にフラッシング反応(顔面紅潮、吐き気、動悸、眠気、頭痛など)を起こす人は、純アルコール量20gよりも飲酒量を少なくすることが推奨されています。
おすすめの栄養素
「アルコール代謝に必要な栄養素を摂取したい」、「いつも頑張ってくれている肝臓を労わってあげたい」などの場合におすすめな栄養素は以下の通りです。
アルコール代謝
・アルコールの分解
ビタミンB1、ナイアシン
・アルコールからのエネルギー生成
(アルコールを脂肪として蓄積しないために)
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、ビタミンC、鉄、マグネシウム、CoQ10
肝臓の保護
・活性酸素対策
ビタミンC、ビタミンE、CoQ10、グルタチオン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン
・肝臓への栄養補給
脂肪の少ない良質なたんぱく質
(赤身の肉、魚、大豆製品など)
フェリシティークリニック名古屋
https://www.felicityclinic-nagoya.com/
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-14-19 安藤ビル3・4階
【丸の内駅から徒歩2分】
診療時間 9:00~18:00 火曜~土曜