テストステロンとは何か?
テストステロンとは何か
テストステロンとは、自分を社会の中で主張する時に必要なホルモンであることから、社会的ホルモンともいわれています。
例えば、テストステロンの分泌量は社会の中に出ていくことで増加し、家庭に帰ることで減少します。赤ちゃんを抱っこすると一気に下がるなどといわれています。心が安らぐ時はテストステロンは不要なのかもしれません
また、テストステロンは声がハッキリと大きい人、自分をきちんと主張する人は分泌量が多めといわれます。男性とは元来、自分の縄張りを作り、縄張りを侵されると怒りを感じることが多いのですが、それはテストステロンの働きによるものだといわれています。
女性にもテストステロンは存在し、男性の約10分の1の量を産生しています。女性にとって十分な量のテストステロンを維持するのは、副腎と卵巣です。テストステロン量は年齢とともに減り、急降下するのが更年期です。閉経した女性のテストステロン量は、その女性が20代初めだったときの約半分になっています。しかし、更年期以降も卵巣はテストステロンをつくり続けています。
テストステロンは、女性の性欲や性行動を維持するのにかかせないホルモンの一つです。
更年期後にテストステロン量が減ると、性衝動が減るかもしれません。しかし、性欲減退のもっとよくある原因は、エストロゲン優勢性と、それに関連する甲状腺ホルモンの欠乏です。女性へのホルモン補充に関する研究で、低量の天然テストステロンを与えたところ、他のホルモン類に対する良い効果と、性衝動の回復が見られました。更年期に入り卵巣が縮小するのにしたがって、多くの女性たちは、エストロゲン優勢性の方向へ移行するような徴候を示します。
体内のテストステロンを調整するのは、エストロゲンとプロゲステロンの良好なバランスです。エストロゲン過剰だとテストステロン調整が不可能になります。天然プロゲステロンはその調整力を回復させることができます。
ホルモン欠乏の際の、最適なバランスでのテストステロンの補充については、また次回みてみましょう◎
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