がん統合医療について
当院での、がん統合医療についてお話しします。
大学病院、がんセンター、市民病院など基幹病院での標準治療(手術、抗がん剤、放射線)に加えて、がん治療におけるエビデンス(医学的裏付け)のある代替療法(高濃度ビタミンC点滴、αリポ酸点滴、オゾン療法、水素吸入療法、栄養療法、免疫細胞療法など)を受けて頂くことによって、さらに治療効果を高めることを基本としています。標準治療の適応でない方、もしくは選択肢のなくなってしまった方においても、積極的に治療相談に乗っています。
がんの縮小・治癒を目指すのはもちろんですが、上記療法は標準治療の副作用を軽減し体調不良を改善、体力を回復させ、QOL(生活の質)を高めることにも大変役立ちます。たとえがんがあったとしても、苦痛を軽減し体調を整え、がんをコントロールし共存する道にもつながります。患者さんの状態は個別に違うものです。全身状態を細かくチェックしながら、全力でサポートいたします。
少しでも皆さんのお役に立てることを願っています。詳しくは各ページをご覧ください。
また、不要な検査や治療をすすめることは決してありませんのでご安心ください。
ご不安なこと、悩まれていることがありましたら、遠慮なくお気軽にご相談ください。
※参考 「私のがん治療」統合医療でがんに克つ 2023.8 VOL.182
【書籍掲載】
- 「がん治療におけるオゾン療法」統合医療でがんに克つ 2024.10 VOL.196
- 「がん治療補助としてのCBDの可能性」統合医療でがんに克つ 2024.4 VOL.190
- 「私のがん治療」統合医療でがんに克つ 2023.8 VOL.182
- 「当院におけるがん統合医療の実際」統合医療でがんに克つ 2023.6 VOL.180
- 「がんサポーティブケアにおける漢方薬」統合医療でがんに克つ 2022.3 VOL.165
- 「がん治療と運動・認知行動療法」統合医療でがんに克つ 2021.6 VOL.156
- 「医療の現場から:高濃度ビタミンC点滴療法はがんを攻撃し、オゾン療法はがんに負けない体力づくりというイメージを持っています」統合医療でがんに克つ 2020.8 VOL.146
- 「がん治療に頻用される漢方薬とがん免疫」統合医療でがんに克つ 2020.5 VOL.143
- 「自然治癒力を引き出すオゾン療法~ガイドラインを中心に~」統合医療でがんに克つ 2019.11 VOL.137
- 「αリポ酸の有用性とがん治療」統合医療でがんに克つ 2019.4 VOL.130
- 「医師である私ががんになったら」統合医療でがんに克つ 2019.1 VOL.127
- 「私のがん治療」統合医療でがんに克つ 2018.12 VOL.126
目次
自費診療
受診の流れ
高濃度ビタミンC点滴
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
2005年、米国国立がん研究所、米国国立衛生研究所、米国食品医薬品局は共同で「高濃度のビタミンCが選択的にがん細胞を殺す」ことを発表しました。高濃度ビタミンC点滴療法は、研究が進んでいる最先端のがん治療法であり、世界中で多くの患者さんが治療を受けています。
血液中のビタミンCが高濃度になると、細胞の周りで過酸化水素(H2O2)を生成します。正常細胞はこの過酸化水素を中和する酵素(カタラーゼ等)を持っているため、全く影響を受けません。一方、がん細胞の多くは酵素を持っていないため、過酸化水素を中和できず破壊されます。この特徴を利用して、抗がん剤として用います。
標準治療との相乗効果に加え、副作用軽減および体調改善効果も大変大きいため、生活の質(QOL)の改善が期待できます。点滴は25gから開始します。週に1回~3回、血液中のビタミンC濃度を測定しながら、50g、75gへと増量していきます。
【副作用】
点滴部位の痛みを感じることがありますが、局所を温めることで改善します。稀ながら腫瘍出血、腎機能障害、溶血の報告があります。
【注意点】
以下の方は受けられません。
・G6PD欠損症(治療開始前に必ずG6PD欠損症の検査を受けて頂きます)
・高度の心不全、高度の腎不全・透析
院長は点滴療法研究会 高濃度ビタミンC点滴療法認定医です。
※副作用は極めてまれですが、一時的に点滴部位の痛みが出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はアイエムシー社、PRSS社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外・国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
高濃度ビタミンC点滴25g | 15,800円(税込17,380円) | |
高濃度ビタミンC点滴50g | 24,800円(税込27,280円) | |
高濃度ビタミンC点滴75g以上 | 29,800円(税込32,780円)一律 | |
G6PD欠損症検査(初回のみ) | 4,800円(税込5,280円) | |
ビタミンC血中濃度検査 (2,3回行います) |
4,800円(税込5,280円) |
αリポ酸点滴
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
αリポ酸は単独でもがん治療に効果がありますが、高濃度ビタミンC点滴と組み合わせると、さらに効果が高まります。ビタミンCの持つ余分な電子が還元環境を作り出し、その中でαリポ酸が強力な抗酸化物質として効果を発揮します。この組み合わせにより、ビタミンC単独の場合に比べて抗がん効果が5倍以上になるという相互作用をもたらします。それぞれの療法を単独で行った効力の和よりも、同時に使用した方がより大きな効果が得られるということです。
このことは、最先端の統合医療を行っているリオルダンクリニック(米国カンザス州)のニール・リオルダン博士の論文でも報告されています。
【副作用】
点滴部位の痛みを感じることがありますが、局所を温めることで改善します。
αリポ酸の内服にて低血糖を発症した例が報告されています。点滴での報告はありませんが、点滴時にも十分ケアを行っています。
※副作用は極めてまれですが、一時的に点滴部位の痛みが出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はアイエムシー社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
αリポ酸点滴 | 9,800円(税込10,780円) |
オゾン療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
老化の主な原因である酸化ストレスは、活性酸素による損傷(体のサビ)であり、がんをはじめ様々な疾患に関わります。オゾン療法は、採取したご自身の血液(約100ml)をオゾンガスで活性化し、それを体内に戻すことで酸化ストレスに対抗する抗酸化力を増強し、元々備わっている自然治癒力を引き出します。体の隅々まで酸素が行き渡るようになり、血行も良くなります。
この自然治癒力を引き出すという効果は、オゾン療法には細胞のミトコンドリアを活性化し、「酸素利用率を高める」作用があることにより得られます。加齢およびがんを始めとする加齢性疾患は、主に酸素利用率(NAD/NADH比)の低下によって生じます。オゾン療法はNADHをNADに変えることでNAD/NADH比を正常化し、酸素利用率を改善するのです。
抗がん剤や放射線治療の効果を強化し、副作用を軽減させることも報告されており、標準治療との相乗効果が期待できます。また自然治癒力を高めるというオゾン療法の性質を考えれば、がん患者さんの体力の底上げに果たす役割も大きいと考えられます。
月に1~2回、高濃度ビタミンC点滴と併用する際は、ビタミンCの前に行います。
【副作用】
副作用の発現率は0.0007%と非常に低く、いずれも素早く消失する程度の軽い症状であったと報告されています。正しい施術法で行えば極めて安全な治療です。
【注意点】
以下の方は受けられません。
・G6PD欠損症(治療開始前に必ずG6PD欠損症の検査を受けて頂きます)
・甲状腺機能亢進症
院長は点滴療法研究会 オゾン療法認定医です。
※副作用は極めてまれですが、一時的に疲労感が出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はレネロファーマ社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外・国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
アルギニン療法
アミノ酸であるアルギニンを点滴する治療法です。血流を良くし、オゾン療法の効果をより高めるために行います。アルギニン自体にも、体を修復する作用があります。
※副作用は極めてまれですが、一時的に点滴部位の痛みが出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はアルフレッサ社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品(適応外使用)です。
※これまでに海外・国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
オゾン療法 | 19,800円(税込21,780円) | |
オゾン+アルギニン療法 | 27,700円(税込30,547円) | |
G6PD欠損症検査(初回のみ) | 4,800円(税込5,280円) |
水素吸入療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
2007年、「水素は悪玉活性酸素を選択的に消去する(Nature Medicine)」という衝撃的な研究報告が話題になりました。以来、水素に関する研究が世界中で進んでおり、2016年には厚生労働省先進医療Bにも認定されています。水素は極めて小さい上に拡散性が強いため、例えば食事から摂取したビタミンC、Eやポリフェノールといった抗酸化物質が到達できない脳や体の末端まで、くまなく届きます。さらに水素は水と脂のどちらにも溶け込むことができるため、脂質の多い細胞膜も、水分の多い細胞内外も自在に行き来することができます。
主な作用として、悪玉活性酸素を消去してくれる抗酸化、肉体疲労時に発生する活性酸素を消去し回復力を高める、炎症抑制、ミトコンドリアの活性化、不眠改善、リラクゼーション、血行促進、代謝改善作用などが挙げられます。
がん患者さんの免疫機能向上に役立つこともわかってきており、悪玉活性酸素を消去する作用から、抗がん剤の副作用軽減、標準治療の効果継続、高濃度ビタミンC点滴や免疫細胞療法との相乗効果も期待されます。
【副作用】
特にありません。
※副作用は特にありませんが、一時的に眠気が出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はヘリックスジャパン社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外・国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
吸入1時間 | 4,500円(税込4,950円) | |
吸入点滴併用 | 3,000円(税込3,300円) | |
HG EVO 腸内水素発生サプリ 90カプセル | 13,888円(税込15,000円) |
【水素発生装置レンタル料】
がん患者さんの場合、毎日2-3時間の吸入にて効果が認められており、ご自宅にレンタル(もしくは購入)も可能です。
ET100(水素1200ml/分) | PF72(水素866ml/分) | |
---|---|---|
3ヵ月コース | 月額 69,500円(税込76,450円) | 月額 51,500円(税込56,650円) |
6ヵ月コース | 月額 64,500円(税込70,950円) | 月額 46,500円(税込51,150円) |
12ヵ月コース | 月額 60,000円(税込66,000円) | 月額 41,500円(税込45,650円) |
がん遺伝子療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
エンドスタチン遺伝子治療薬E10Aは、米国プリンストン大学で研究開発された薬剤です。今までに30カ国以上で数万人のがん患者さんに使用されてきた、治療効果の高い安全な薬剤です。
酸素や栄養素の供給源となる、がんによる血管新生(腫瘍血管)を抑制することで酸素・栄養不足状態にして、がんを死滅させることを目的とします。
点滴によりエンドスタチン遺伝子(1回5000億個:1クール6回=3兆個)が、 がん細胞内に入り「エンドスタチンタンパク質」になります。これが新生血管を抑制、壊死させます。いわゆる「兵糧攻」でがん細胞を死滅させます。新生血管がなければ、がん組織は1~2mm以上にならず、その後壊死します。エンドスタチンタンパク質は、体内にある物質なので、毒性・副作用はありません。
1クール 6回投与を3~6週間で行います。治療回数・スケジュールは、病状により異なります。
※治療に同意されると、数日後から治療が開始できます。
【副作用】
投与後37~38℃の熱が出る場合があります。
多くの場合1時間程度で熱は下がります。発熱しやすい人には解熱剤を処方します。
※副作用はまれですが、一時的に発熱することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品は国際健保協会を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【遺伝子療法費用】
エンドスタチン遺伝子治療薬E10A | 1回 | 227,273円(税込250,000円) |
エンドスタチン遺伝子治療薬E10A | 1クール6回 | 1,363,636円(税込1,500,000円) |
遺伝子療法費用は、内閣府認証NPO法人 国際健保協会(東京)へお支払い頂きます。
【処置管理費用】
エンドスタチン遺伝子治療薬E10A | 1回 | 14,800円(税込16,280円) |
アルテスネイト療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
がん細胞は、トランスフェリンレセプターを介したメカニズムにより、鉄を多く取り込んでいます。アルテミシニン誘導体アルテスネイトは、その鉄と反応してフリーラジカルを発生するため、がん細胞が選択的に障害を受け消滅するのです。がん細胞内に鉄が多くあるのに比べ、正常細胞はあまり鉄を含んでいないため、アルテスネイトを投与する前に鉄を投与することでがん細胞内の鉄の量を増やしておくと、抗腫瘍作用を増強することができます。
このように、アルテスネイトの抗腫瘍作用のメカニズムは、がん細胞に選択的に細胞死(アポトーシスや壊死)を引き起こすのが基本です。さらに、腫瘍組織の血管新生を阻害する作用、細胞外の結合組織を分解する酵素の活性を阻害することによってがん細胞の転移と浸潤を抑制する作用、トポイソメラーゼⅡα阻害作用や細胞内シグナル伝達系に作用してアポトーシスを誘導する作用など、多彩な抗がん作用が報告されています。高濃度ビタミンC点滴や他の治療との相乗効果も期待できます。
≪アルテミシニンの発見者がノーベル賞受賞≫
アルテミシニンを発見したトウーユーユー博士(中国中医科学院・北京)が2015年ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。既に医学界のノーベル賞といわれるラスカー賞を2011年に受賞されており、重ねての受賞となりました。「伝統薬から開発された医薬品としては、20世紀後半における最大の業績」と表されているほど、医学において重要な成果と位置づけられています。
【副作用】
抗腫瘍作用を示す投与量では正常細胞に対する毒性が低く、副作用がほとんどないという特徴を持っています。アルテスネイトは昔からマラリアの治療に使われていた生薬の成分で、安全性が高く副作用が軽度であることが確かめられています。
※副作用は極めてまれですが、一時的に点滴部位の痛みが出現することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品は国際健保協会を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【アルテスネイト療法費用】
アルテスネイト注射液(60mg) | 1本27,273円(税込30,000円)×1クール30本 |
※初回1本、2回目2本、3回目以降3本:週1~2回投与(全11回)
アルテスネイト療法費用は、内閣府認証NPO法人 国際健保協会(東京)へお支払い頂きます。
6種複合免疫療法(免疫細胞療法)
【適応疾患】
すべてのがん疾患(血液のがんを除く)
【治療の内容】
6種複合免疫療法は、私たちの体の中にある免疫細胞を一度体外へ取り出し、活性化・増殖させて体内へ戻し、がんと闘う力を増強させる治療法です。6種複合免疫療法を開発した倉持恒雄博士は、1970年代より米国、カナダの医科大学で免疫学を学ばれ、以来長きにわたって研究を重ね、6,000人以上のがん患者さんの細胞を培養し、がん治療に貢献して来られました。
その中で、最初に末梢血中の「キラーT細胞」と「NK(ナチュラルキラー)細胞」を活性化・増殖させる培養方法を発見し、その後、「NKT細胞」「γδ(ガンマデルタ)T細胞」「樹状細胞」「ヘルパーT細胞」を加えた6種類の細胞を同時に活性化・増殖させることに成功。現在の6種複合免疫療法を確立しました。
患者さんご自身の血液を当院で採取し、倉持博士らが設立した熊本の培養センター(同仁がん免疫研究所)へ送ります。通常の免疫細胞療法と比べ、6種類の免疫細胞を用いてがんを攻撃、また発生・再発リスクをより低減させる、免疫細胞ネットワークの強化を行えることが特徴です。がん細胞への攻撃力を最大限に引き出し、患者さんの体内に点滴で戻します。
患者さんご自身の細胞を使う治療であり、原理的に安全な治療と考えられています。
6種複合免疫療法は再生医療安全性確保法により、届け出が必要な治療です。当院は6種複合免疫療法を行うことができる拠点医療機関です(再生医療等提供計画番号PC4190030 細胞培養加工施設番号FA7150002)。
【副作用】
個人差はありますが、一部の患者さんで投与した当日、38度台まで発熱する場合があります。これは免疫が活性化していることが原因で、翌日には平熱に戻ります。
※副作用はまれですが、一時的に発熱することがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。上記再生医療の認可を得ています。
※使用する製品は同仁がん免疫研究所を通じて培養しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません(ご自身の免疫細胞です)。
※これまでに国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【培養費用】
6種複合免疫療法「BASIC」
6種類の免疫細胞を用いた免疫療法です。免疫力の向上、がんの予防に適応できます。
初期培養費 | 1クールごと初回のみ | 15,000円(税込16,500円) |
BASIC | 1回 | 250,000円(税込275,000円) |
BASIC | 1クール6回 | 1,500,000円(税込1,650,000円) |
6種複合免疫療法「CSC」
BASICの技術に、WT1ペプチドおよびがん幹細胞を標的としたペプチドを付加した治療です。
ほぼ全てのがんの治療に適用できます。
初期培養費 | 1クールごと初回のみ | 15,000円(税込16,500円) |
CSC | 1回 | 295,000円(税込324,500円) |
CSC | 1クール6回 | 1,770,000円(税込1,947,000円) |
培養費用は、同仁がん免疫研究所(熊本)へお支払い頂きます。
【処置管理費用】
6種複合免疫療法(BASIC・CSC) | 1回 | 14,800円(税込16,280円) |
【6種複合免疫療法の流れ】
1. 初診
2. 採血(30~60ml)
3. 培養(3週間)
4. 点滴
栄養療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
人間の体は食物、つまり5大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)から作られています。サプリメントは薬ではなく食物(ビタミン・ミネラルなど)であり、体を作る構成要素です。
これらの栄養素を最適な量用いることで体の機能を向上させ、病態の改善をサポートするのが栄養療法(オーソモレキュラー療法)です。がん患者さんの体調改善、体力向上に役立ちます。高濃度ビタミンC点滴や他の治療との相乗効果も期待できます。
※副作用は特にありませんが、容量調節が重要です。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はヘルシーパス社、アスタリール社、国際健保協会、MSS社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外・国内にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
総合栄養解析検査 | 30,000円(税込33,000円) |
【サプリメント】
データを踏まえサプリメントをご提案します。
また、現在お飲みのサプリメントの分析も行います。お気軽にご相談ください。
カンナビジオール(CBD)
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
カンナビジオール(CBD)は、世界で最も使われている医学・生物学の学術データベースであるPubMed(米国国立生物工学情報センター)によると、7,000論文に及ぼうとする研究が行われており、近年その数はさらに増えてきています。特にがん性疼痛、抗がん剤に伴う悪心・嘔吐、神経障害、不安、不眠、うつ、てんかんなどに研究成果が得られてきており、医療応用に大変注目が集まっています。
薬用植物である「麻」には、カンナビノイドと呼ばれる生理活性物質が含まれています。カンナビノイドには104種類ありますが、その中で良く知られているのが、大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)と精神作用のないCBDです。CBDにはTHCが持つ精神作用はなく、むしろ抑える作用を持ち、安全性も多くの研究で確認されています。日本を含め、世界的にその使用が広がっています。現在も様々な疾患にCBD利用が試みられ、素晴らしい効果が認められてきています。高濃度ビタミンC点滴や他の治療との相乗効果も期待できます。
※副作用は特にありませんが、容量調節が重要です。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品は臨床CBDオイル研究会を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
CBDオイル(10%) | 1~2か月分 | 24,800円(税込27,280円) |
低用量ナルトレキソン療法
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
ナルトレキソンは、元々麻薬やアルコールなどの依存症の治療に使用されています。
薬物依存症の治療に使用する量(1日50mg)では脳内におけるオピオイドとオピオイド受容体の結合を24時間完全に阻害し、薬物依存を治す効果がありますが、この依存症に使う量の約10 分の1の低用量(3-5mg)を投与すると、免疫力やがんに対する抵抗力が高まる事が分かっています。
これは、内因性のオピオイドとオピオイド受容体の結合が阻害されている状況 を代償するために、逆により多くの内因性オピオイドを産生するようになり、免疫力増強や抗ストレス作用、耐久力増強、鎮痛作用、がん細胞の増殖抑制などの効果を引き起こすからです。
また、αリポ酸と併用すると免疫増強作用と抗がん作用がさらに強化されることも報告されています。
【副作用】
夜間、まれに鮮明な夢を見ることがあります。困る場合は服用を就寝前から朝に変更します。
※副作用はまれですが、一時的に夢を見ることがあります。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はカリフォルニアニュートリエンツ社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
低用量ナルトレキソン4.5mg | 90日分 | 39,800円(税込43,780円) |
がんサプリメント
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【治療の内容】
がん治療を行う際に、同時に制がん、抗がん作用を持つ天然成分のがんサプリメントを併用して治療効果やQOLを高めます。
循環がん細胞検査(CTC)を施行し、取り出したがん細胞に効果が期待できる天然成分を作用させることにより、高濃度ビタミンC点滴やαリポ酸点滴はもちろん、あなたのがん細胞に効果がある「天然成分の感受性」を知ることができます。この検査で、お一人お一人のがんの状況に適したがんサプリメントを選ぶことができます。
※副作用は特にありませんが、容量調節が重要です。
※医薬品医療機器等法上の承認を得ていないため、自費診療となります。
※使用する製品はデトックス社を通じて購入しています。
※使用する製品は国内承認医薬品ではありません。
※これまでに海外にて様々な臨床試験が行われ、論文として公表されています。
※未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度の救済の対象になりません。
【費用】
循環がん細胞検査(CTC)をご参照ください。
【サプリメント】
検査結果に基づきご提案します。
循環がん細胞検査(CTC)
【適応疾患】
すべてのがん疾患
【検査方法】
血液検査(25ml)
【循環がん細胞検査(CTC)について】
血液中に流れているがん細胞を循環がん細胞といいます。
がんの塊が1.5mm以上になると、血液中にがん細胞が巡り始めます。 この血液中のがん細胞を精査することで、様々な情報が得られます。
がんの状態は、例えば同じ肺がんであってもお一人お一人大きく異なります。この循環がん細胞検査はまさに個人に照準を合わせた、個別化医療を実現する検査です。
スイスRGCC社の、世界最先端の研究所(ギリシャ)に検体を送ります、ヨーロッパはじめ世界中から検体が集まっています。相談の上、高濃度ビタミンC点滴やがんサプリメントなど、他の治療前後での検査も行います。
1. リアルタイムのがん検査
手術で取り出したがん細胞ではなく、現在血液中にながれているがん細胞を使うので「リアルタイムのがん細胞」の検査ができます。
2. 悪性度がわかる
血液中のがん細胞の数を知ることで「悪性度や予後」を推測することができます。
3. 手術後の目に見えないがん細胞がわかる
手術後に目に見えないがん細胞が残っているかどうか知りたいとき、循環がん細胞を調べることで、がん細胞の有無を知ることができます。
4. 治療の効果判定ができる
腫瘍マーカーが追えないとき、画像でがんの状態がわからないときに、治療前後の循環がん細胞数を比較することで、「治療の効果判定」をすることができます。
5. がん細胞の特徴を遺伝子解析でみる
血液から取り出した循環がん細胞の遺伝子を解析することで、がんの増殖能力、血管新生能、炎症の強さ、抗がん剤薬剤耐性の程度など「がん細胞の特徴」を知ることができます。この特徴を知り、治療方針を組み立てます。
6. どの抗がん剤がより効くのかがわかる
血液から取り出した循環がん細胞に抗がん剤を作用させることにより「抗がん剤の感受性」を知ることができます。保険適応に関係なく、今のあなたのがん細胞に効果の高い抗がん剤を知ることができます。
7. どんな天然成分が効果的なのかを知る
取り出した循環がん細胞に効果が期待できる天然成分を作用させることにより、あなたのがん細胞に効果がある「天然成分の感受性」を知ることができます。この検査で、アポトーシスをおこす成分、血管新生や増殖因子を抑える天然成分を選ぶことができます。
8. 分子標的薬の適応がわかる
循環がん細胞の遺伝子検査により保険適応に関係なく、イレッサ・タルセバ・アバスチンなどの「分子標的薬の適応」がわかります。
【検査にかかる期間】
約5週間
【費用】
RGCC社オンコノミクスプラス | 635,000円(税込698,500円) |
(上記1~8全て:循環がん細胞数、がん幹細胞マーカー発現検査、がん遺伝子検査、化学療法感受性検査、分子標的薬感受性検査、天然成分感受性検査含む)
RGCC社オンコトレース | 310,000円(税込341,000円) |
(上記1~4のみ:循環がん細胞数、がん幹細胞マーカー発現検査含む)
マイシグナル検査
【適応疾患】
男性(5種類のがん)
肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん
女性(7種類のがん)
肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、卵巣がん
【検査方法】
尿検査
【マイシグナル検査について】
クライフは名古屋大学のベンチャー企業として出発し、名古屋大学での研究成果により、肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、卵巣がんのリスクを調べることができる尿検査(マイシグナル検査)を行っています。がんの早期発見、早期治療につながる最先端の検査です。相談の上、高濃度ビタミンC点滴や他の治療前後での検査も行います。
1. 近年注目の「マイクロRNA」を測定
マイシグナル検査で調べるのは、「マイクロRNA」という遺伝子をコントロールする小さなサイズのRNAです。早期のがんなどでは、特定のマイクロRNAの増減が見られるため、これを測定することでリスクを判定します。
2. 従来の検査よりも早期にリスクを発見
マイシグナル検査は、これまでの検査よりも早期の段階で、がんのリスクを発見できます。
がん細胞は時間と共に大きくなりますが、ある程度の大きさにならないと、PETを含め画像検査による発見は期待できません。これに対して、マイシグナル検査はがんの大きさに関係なくがんのリスクを判定、さらにリスク自体を見逃しにくい高感度な検査です。
3. 尿検査だから手軽で安全
マイシグナル検査は少量を採尿するだけで、がんのリスク判定を行うことができます。尿検査なので被爆のリスクもなく、内視鏡検査のような負担もなく、手軽に受けることができます。
【検査にかかる期間】
約5週間
【費用】
マイシグナル検査 三大がんセット(肺・胃・大腸がん) | 57,000円(税込62,700円) |
マイシグナル検査 女性がんセット(乳・卵巣がん) | 53,000円(税込58,300円) |
マイシグナル検査 消化器がんセット(食道・胃・大腸・膵臓がん) | 59,000円(税込64,900円) |
マイシグナル検査 オールインワン
男性(肺・食道・胃・大腸・膵臓がん) | 65,000円(税込71,500円) |
女性(肺・食道・胃・大腸・膵臓がん・乳・卵巣がん) | 65,000円(税込71,500円) |
マイクロアレイ検査
【適応疾患】
胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がん
【検査方法】
血液検査(5ml)
【マイクロアレイ検査について】
キュービクスは金沢大学のベンチャー企業として出発し、金沢大学での研究成果により、胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんのリスクを調べることができる血液検査(マイクロアレイ検査)を行っています。がんの早期発見、早期治療につながる最先端の検査です。相談の上、高濃度ビタミンC点滴や他の治療前後での検査も行います。
1. マイクロアレイ検査とは
マイクロアレイとは、がんなどに対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる最新の技術です。血液ががん細胞に反応する状況を、世界で初めて遺伝子レベルで捉えることができるようになりました。これを利用し開発されたのが、マイクロアレイ検査です。
2. 従来の検査よりも早期にリスクを発見
マイクロアレイ検査は、これまでの検査よりも早期の段階で、胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんのリスクを発見できます。
がん細胞は時間と共に大きくなりますが、ある程度の大きさにならないと、PETを含め画像検査による発見は期待できません。これに対して、マイクロアレイ検査はがんの大きさに関係なくがんのリスクを判定、さらにリスク自体を見逃しにくい高感度な検査です。
3. 血液検査だから手軽で安全
マイクロアレイ検査は少量を採血するだけで、がんのリスク判定を行うことができます。血液検査なので被爆のリスクもなく、内視鏡検査のような負担もなく、手軽に受けることができます。
【検査にかかる期間】
約4週間
【費用】
マイクロアレイ検査 (胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がん) |
80,000円(税込88,000円) |
酸化ストレス検査
【適応疾患】
すべてのがん疾患、生活習慣病
【検査方法】
血液検査(5ml)
【酸化ストレス検査について】
酸化ストレス(活性酸素による体のサビ度)と抗酸化力(サビに対抗する力)を精密に調べる検査です。相談の上、高濃度ビタミンC点滴や他の治療前後での検査も行います。
1. 酸化ストレスとは
不健康な生活習慣、偏った食事、過度の疲労、精神的ストレスなどにより、体の中では活性酸素が増加します。臓器や器官は活性酸素により傷つけられ、酸化ストレスが高い状態になります。これにより、酸化ストレスはがんや早期の老化、生活習慣病をはじめとした多くの病気の原因と言われるようになりました。また疾患そのものも、酸化ストレスの要因となります。
酸化ストレスが関連する疾患にはその他、以下のようなものがあります。
高血圧、動脈硬化、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、アルツハイマー型認知症、糖尿病、耳鳴り、肝障害、腎障害、不妊、関節リウマチ、加齢性黄斑変性症、しみ、しわなど。
2. 抗酸化力とは
体には、酸化ストレスに対抗する抗酸化力が備わっています。体の抗酸化力が高いと、酸化ストレスの害を軽減することができます。
抗酸化力は、抗酸化栄養素の摂取や適度な運動で上げることができるので、今の食事や運動習慣があなたに適していれば、抗酸化力の高い体を維持することができます。抗酸化栄養素としてサプリメントのご提案も可能です。
3. 血液検査だから手軽で安全
酸化ストレス検査は少量を採血するだけで、酸化ストレスと抗酸化力を測定できます。血液検査なので被爆のリスクもなく、内視鏡検査のような負担もなく、手軽に受けることができます。
【検査にかかる期間】
1日
【費用】
酸化ストレス検査 | 8,900円(税込9,790円) |
受診の流れ
完全予約制です。まずお電話もしくはWeb(来院ご予約)にてご予約下さい。
【初診】
①問診票への記入
専用問診票を用いて詳しく伺います。
他院で行って頂いた検査結果がありましたらご提出ください。
②診察
必要に応じ専門検査および治療を受けて頂きます。
③お会計
診察料10,000円(税込11,000円)+(検査・治療費)
診察料は、完全予約制・待ち時間なし、必要十分な診療を行うための料金です。