Q.体に良いお勧めの食べものは③?
A.魚
人間の体は食べ物でできている訳ですが、具体的にどのようなものが体に良いのか、ご紹介してまいります。
第3回は魚です。昔から「食べさない」と言われる魚には、以下のような利点があります。
〇タンパク質:タンパク質は肉、魚、卵、豆などからバランスよく摂ることが重要ですが、魚を中心に考えるのがお勧めです。「週の半分は魚を食べる」ことが、様々な疾患を防ぐことにつながります。
〇炎症を抑える:慢性的な炎症は自覚症状が少ないものであり、気づかないうちに体を痛めてしまいます。魚介類はEPAやDHAといった「オメガ3系脂肪酸」を豊富に含み、慢性炎症を抑える働きを持つことが知られています。一方、肉はアラキドン酸が豊富であり、炎症が促進されてしまいます。
〇ビタミンD:青魚や鮭には、ビタミンDが摂れるというメリットもあります。ビタミンDは炎症を抑え、骨の健康やウイルスへの抵抗力強化といった様々な効果を持っています。紫外線に当たることで合成されるため、1日15分程度日に当たると良いでしょう。
日常に取り入れるコツとして、「月・水・金は魚の日」と決めれば習慣化しやすいです。サバや鮭などの水煮缶はすぐ食べられますし、処理が苦手なら買うのは切り身だけにします。魚を使った、いくつかのお気に入りメニューを決めておくと良いでしょう。
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