Q.水銀の汚染経路は?
A.腸管、肺 (水銀の種類により異なる)
水銀の汚染経路
【金属水銀】
常温で安易に気化するため、水銀蒸気として主に肺から吸収されます。
経口摂取の場合、腸管からの吸収量は非常に少ないと考えられます。
【無機水銀】
腸管からの吸収量は多くないと言われていますが、吸収量は化合物の溶解度や腸管のpH、食事内容などによって異なります。
また、歯科用アマルガムに含まれる無機水銀が咀嚼などによって気化した場合は、腸管からではなく肺から吸収されてしまいます。
【有機水銀】
主な摂取源は魚介類であり、中でもマグロ類やキンメダイは、イワシなどの小型魚に比べ有機水銀が濃縮されています。有機水銀は腸管からの吸収率が非常に高く、血液中や胆汁中に分泌されます。
※参考資料「Nutrients for preventive medicine」ヘルシーパス他
フェリシティークリニック名古屋
https://www.felicityclinic-nagoya.com/
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-14-19 安藤ビル3・4階
【丸の内駅から徒歩2分】
診療時間 9:00~18:00 火曜~土曜