Q.尿酸値を増加させないためには?
A.生活習慣の改善
肥満症や糖尿病と尿酸
肥満症や2型糖尿病の場合、インスリン抵抗性※1が生じていることが多く、高インスリン血症により腎臓における尿酸排泄量が減少します。
また、内臓脂肪蓄積や果糖の過剰摂取によりプリン体合成が増加し、尿酸産生が過剰になります。
高血圧治療薬(フロセミド、サイアザイド系利尿降圧薬)、脂質異常症治療薬(ニコチン酸製剤)などの医薬品は、血中の尿酸値を上昇させることが分かっており、このような医薬品の服用の際は注意が必要です。
肥満症や2型糖尿病の原因は過栄養、運動不足※2、ストレスなどです
尿酸値を増加させないためには生活習慣の改善が不可欠であると考えられます
※1 インスリンは十分な量が分泌されているけれども、効果を発揮できない状態。運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になるとインスリンが働きにくくなります。
※2 有酸素運動は尿酸値を下げる働きが期待できますが、激しい無酸素運動は尿酸値を上げるため逆効果となってしまいます。
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