Q.動脈硬化の予防に役立つ栄養素は?
A.ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸、抗酸化ビタミン
狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の原因は動脈硬化によるものであり、日本人の死因の約25%は動脈硬化が原因と考えられています。
したがって、動脈硬化の予防はとても大切です。
今回は、動脈硬化の予防に役立つ栄養素をご紹介します
ビタミンB群
ビタミンB群、特に、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の摂取は、血中のホモシステイン濃度を低下させることで動脈硬化の抑制に有効であることが知られています。
※ホモシステイン:アミノ酸の一種。血液中で自己酸化する過程で活性酸素が発生し、血管障害の原因となる。
オメガ3系脂肪酸
オメガ3系脂肪酸、特に魚油由来のEPA、DHAには、血中コレステロール値低下、血管内皮細胞の機能改善、血栓生成防止作用などの作用があり、いずれも動脈硬化の予防に有効と考えられます。
抗酸化ビタミン
動脈硬化の発症と進行には、活性酸素が大きくかかわっています。ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテンなどの抗酸化ビタミンは、LDLコレステロールの酸化を防ぐことで、血管へのダメージを減らす効果があると考えられます。
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