Q.鉄の働きは?
A.赤血球生成に必須、貧血・頭痛・疲労改善効果 など
鉄
酵素を運搬するヘモグロビンの構成要素であり、赤血球の生成に必須です。
エネルギー生産にも深く関わっているため、鉄が足りないとエネルギー生産が十分に行われず、頭痛、疲労感、動悸、うつ、その他の不定愁訴の原因になると考えられています。
活性酵素の一つである過酸化水素を分解するカタラーゼやペルオキシターゼなどの酵素の成分となったり、神経伝達物質の生成、コラーゲン生成、免疫機能の維持、タンパク代謝などにも働いています。
食べ物から摂取する鉄には、おもに穀物や野菜に含まれる「非ヘム鉄」と、肉やレバーなどの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」があります。
ヘム鉄は、胃粘膜・胃壁を荒らすという副作用がなく、また吸収率も非ヘム鉄に比べ、5~10倍もよいと言われています。
不足すると起こる症状
貧血、運動機能や認知機能の低下、感情の減退、集中力の低下、
頭痛、疲労、いらいら、学習能力の低下、脱毛、爪の変形 など
過剰症
便秘、胃腸障害、臓器障害
肝臓に疾病がある場合は、鉄の大量摂取は禁忌です
推奨摂取量
10.5mg/日
(18~49歳、月経のある女性の場合)
多く含まれる食物(100gあたり)
ひじき 6.2mg
海苔 11.4mg
ごま 9.9mg
ほうれん草 2mg
牛レバー 4mg
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