Q.痛み治療における問題点は?
A.急性痛と慢性痛をごっちゃにして、同じ治療が行われてしまっていること
慢性痛とは?でご紹介したように、急性痛は「治りやすい痛み」、慢性痛は「治りにくい痛み」です。
この2つは同じ「痛み」であっても、治療は全く異なるのが大きなポイントです。
痛み治療における問題点
・急性痛に有効な治療は、慢性痛に対して効果がないばかりか、逆に痛みを悪化させる
ことがあります。
・例えば、急性痛ではベッド上で安静にすることが良いとされていますが、それが長い期間
に渡ると、体はどんどん痛みに敏感になってしまいます。
・寝たきりに近い患者さんの中には、少し触っただけで、また少し動かしただけで「痛い、痛い!」と非常に痛がってしまう方がいます。これは、安静により体が痛み(刺激)に敏感になってしまっている証拠です。
・筋肉や関節も弱ってしまい、支えたり動かすだけでも大きな負担となるため、痛みは一層ひどくなります。
・急性痛用の痛み止めの薬を使い続けることも、多くの副作用を引き起こすことにつながります。
つまり、急性痛と慢性痛をごっちゃにして、同じ治療が行われてしまっているのが問題です。
まずは、急性痛と慢性痛を、 正確に見極めなければなりません
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