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Q.こむら返りは栄養素で予防・改善できるか?

A.マグネシウム(Mg)とビタミンB群で予防・改善できる

 

【マグネシウム(Mg)】

慢性的な筋痙攣と感覚異常の症状を持つ64名の18~65歳の患者を対象に366mg/日のMgを4週間摂取させる二重盲検試験を行ったところ、Mg摂取群の症状改善率が75%であったのに対し、プラセボ群は32%でした。(p<0.01)(Curr Ther Res 1988; 43: 160-170)

また、水泳時に筋痙攣を経験した14名の泳者を対象に、65mg/日のMg(アスコルビン酸Mgまたはアスパラギン酸Mg)を水泳前に連続した3日間で摂取させたところアスコルビン酸Mg摂取群の86%において筋痙攣の頻度が減少したのに対し、アスパラギン酸Mg摂取群の筋痙攣減少率は44%でした。(Magnes Res 1993; 6: 73)

 

【ビタミンB群】

高血圧と診断され、夜間筋痙攣症状のある65歳以上の28名にビタミンB群を3カ月間摂取させる二重盲検ランダム化試験において、ビタミンB群を摂取した群はプラセボ群よりも改善することが示されました。

このビタミンB群は1日分としてフルスルチアミン(ビタミンB1)として50mg、ヒドロキソコバラミン(ビタミンB12)250μg、ピリドキサール酸(ビタミンB6活性型)30mg、ビタミンB2 5mgが配合されていました。(J Clin Pharmatocol 1998; 38: 1151-1154)

 

 

 

 

 

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