女性のための栄養素①
前回『ライフステージ別のお悩み』をご紹介しましたが、
今回は『お悩み別栄養素アプローチ法』についてご紹介します✨
【貧血】
貧血は、赤血球の中のヘモグロビンが減少した状態です。
鉄は「ヘモグロビン」を作る要素のひとつで、
成長期や妊娠中、授乳期には特に必要量が増えます。
鉄が不足すると赤血球は全身に酸素を運ぶことができなくなり、
体内は酸欠状態になります。
その症状は、めまいや息切れ、動悸、
疲れや倦怠感、脱力感、頭痛など様々です。
女性の貧血の多くは、
月経時の出血やダイエットによる鉄欠乏性貧血で、
月経のある女性は1日に10.5~11mgの鉄の摂取が推奨されるほか、
鉄以外にも、造血に関わる葉酸、ビタミンB2、
ビタミンB6、ビタミンB12の補給も必要です。
【PMS(月経前症候群)】
PMSとは月経が始まる前の約2週間に起こる
心身の様々な不調のことです。
月経が始まると自然に消えたり、軽くなるのが特徴です。
エストロゲンの分泌と血中ビタミンB6濃度低下の関連性が知られており、
エストロゲンの分泌によって、トリプトファンの代謝が促進され、
その代謝に必要なビタミンB6が欠乏することが原因と考えられています。
ビタミンB6の欠乏は、食欲不振、吐き気、
頭痛、イライラなどの原因になるため、
ビタミンB6の補給がPMSの諸症状の改善に役立つともいわれています。
またマグネシウム、トリプトファンなどにも効果が期待されています。
フェリシティークリニック名古屋
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