水銀
今日は魚介類に含まれる水銀についてお話します。
魚介類には水銀が蓄積していることが知られており、実際に日本人の体内の水銀の蓄積量は、欧米人に比べ10倍以上とも言われています。
私たち日本人には、「お寿司が大好き!!」という方がたくさんいらっしゃるかと思います。
その中でも「マグロ」はナンバーワンを争う人気だと思います。
しかし、その何気なく食べているマグロには水銀含有量が多いのです。
マグロの脂身よりも赤身に水銀含有量が多いそうです。
日本でよく食べられる魚介類とその平均的な水銀濃度(魚類/水銀濃度(ppm))
マグロ>>>0.97
カジキ>>>0.97
キンメダイ>>>0.67
カツオ>>>0.17
サバ>>>0.16
ブリ>>>0.13
サンマ>>>0.07
ウナギ>>>0.04
アジ>>>0.03
エビ>>>0.03
イワシ>>>0.02
イカ>>>0.02
サケ>>>0.01
貝類(二枚貝)>>>0.01
マグロはお寿司屋さんへ行くときのお楽しみにして、日常は水銀含有量の少ない青魚を中心に食べるようにすると良いかもしれませんね。
また水俣病まではいかないまでも、体内の水銀の影響で原因不明の倦怠感、神経症状、頭痛、アレルギー症状を引き起こしている症例が、以前から数多く報告されています。歯の詰め物(アマルガム)が問題になったこともあります。
当院では水銀などの「有害重金属」の蓄積量を調べる検査も行っています。
詳しくはHPをご覧ください
フェリシティークリニック名古屋
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