亜鉛
亜鉛はどんな栄養素
亜鉛:
亜鉛は、人が健康を維持、増進するめに必要な必須微量ミネラルのひとつです。
全身の細胞内に存在し、体内の様々な働きに関わっています。
亜鉛の働き:
・酵素の構成や酵素反応の活性化
・DNAの合成
・タンパク質の合成
・ホルモンの合成や分泌の調節
・細胞分裂
・免疫反応の調節
亜鉛不足によって起こる症状
皮膚粘膜:
食べ物の味がよく分からない
ニキビ、肌荒れ
傷が治りにくい
夕方以降に急に目が見えにくい
抜け毛、髪がパサつく
消化器:
食欲がない
慢性的な下痢
妊娠・子供:
胎児の奇形
発育不全、成長障害
二次性徴(性的な発達)の遅れ
生殖器:
精力減退、勃起不全(ED)
精子数の減少
その他:
風邪をひきやすい
だるい、無気力
骨粗鬆症
貧血
亜鉛はどのくらい摂ったらいいの?
男性
10~11歳:7㎎
12~14歳:9㎎
15~69歳:10㎎
70歳以上:9㎎
女性
10~11歳:7㎎
12~14歳:8㎎
15~69歳:8㎎
70歳以上:7㎎
※妊婦は+2㎎、授乳婦は+3㎎
食品の亜鉛含有量
牡蠣(生):大1個約20g→2.6㎎
凍り豆腐(乾):1個約15g→0.8㎎
卵黄(生):1個約20g→0.8㎎
豚レバー(生):1切れ約10g→0.7㎎
たらこ(生):おにぎり1個分約10g→0.3㎎
菜食主義者、妊婦や授乳婦、消化器や肝臓、腎臓に疾患のある方は不足しやすく、糖尿病と亜鉛不足は深く関係していると言われています。
亜鉛は、クエン酸やビタミンC、動物タンパク質を一緒に摂ると吸収がよくなります。
例えば、梅干しや酢、レモン、肉、魚、などを組み合わせて摂るのがお勧めです
フェリシティークリニック名古屋
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